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自作太陽光発電(自作ソーラー発電) 1.2kw
倉庫の屋根に200wソーラーパネルを6枚乗せた写真。 ソーラーパネルは中国製パネルでこの時点で1.2kwの発電。
約37v5Aのパネルを6枚直列で約222v5A。 下記パワコンの入力電圧範囲は70v~380vなので パネルを直列して電圧を範囲内に収める。
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自作太陽光発電(自作ソーラー発電) 2.4kw
追加で後側に200wを6枚乗せて2.4kw。 前側と同様に後側も約37v5Aのパネルを6枚直列で約222v5A。
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自作の架台。なるべく軽くする為、アルミ製単管パイプ 48.6mm(足場管と同じ径)4m物を切断加工して作成。
単管のツナギは、かん太シリーズのs-1-3kを使用、 材料はちはら台のスーパービバホームで購入。
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配線はプルボックス内でVVF2.0ケーブルと接続 (VVF2.0の許容電流は約23A)
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パネルとアルミ製単管パイプとの固定は水道部材の 支持金具ステンレス製サドルバンドの40a用を使用し ステンレスボルトで固定
※ アルミとステンレスの接点は電食の影響でアルミが 痩せてくる為、定期的な点検が必要。
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パネルの前方は水道用塩ビVP管を無数に置いて重さを分散。
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中国製パネル主流のMC4コネクタにて接続。 (以前の独立型発電として運用時の写真)余剰売電では直列接続の為並列コネクタは使用していない。
並列コネクタを使ってシステムを構築する際は日陰等でパネルの電圧が下がった場合に逆流してパネルを焼損する可能性があるのでダイオードを使って逆流防止した方が良い。
今はMC4コネクタ一体型の逆流防止ダイオードも販売されている。(太陽光パネルに標準で付いているダイオードはバイパスダイオードだけの物が多く逆流防止ダイオードは入っていない事が多いようだ。)
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アルミ製単管パイプ48.6mm(足場管と同じ径)を 高速切断機での切断加工作業。
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足場管用のゴムキャップを取り付け。
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架台の足分部の作成、かん太シリーズのs-1-3kに アルミ単管を差し込みヘキサゴンレンチで絞め込む。
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パネルのフレームにサドルバンド(40a用)の位置決め。
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印部分にポンチを軽く打ちドリルで穴を開ける。 フレームの下に木材を差し込みドリルの刃が パネルまで穴を開けないようにする。
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後側の架台設置。
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屋根と架台はステンレス製チェーンで固定。 ターンバックルで引っ張るのも考えたが、ステンレス製はちょっと高いのでステンレス製の針金でテンションを掛け、もしもの場合にチェーンで飛ばないようにした。
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後側のパネル設置完了。
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当初、太陽光パネルの直列2系統の接続は写真の様に接続していたが、このつなぎ方だと全ての太陽光パネルに陽が当たらないと発電しない事がわかり下記のようにつなぎ方を変更。
こちらのサイトがわかりやすく説明されていた。
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このつなぎ方だと、青線の太陽光パネルが日陰でも 赤線の太陽光パネル全てに陽が当たると 発電し始めるので有利である事がわかった。 (日陰でも多少発電しているが発電量に差がでる。)
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MC4コネクタ、ケーブルは紫外線の影響を考慮し 電設資材のフレキ管(PF管)サイズ16でカバー。
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16サイズのPF管はMC4コネクタを通せないので、切り込みを入れてはめ込む。 はめる時にケーブルを痛めない様にペットボトルの平らな部分を切り取り、ケーブルに被せてPF管をすべり込ませた。
MC4コネクタ部は22サイズのPF管を使うと16サイズがちょうど中に納まる。
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左側のアウトレットボックスは倉庫屋根の太陽光パネルから倉庫内の接続箱までのケーブルと接続箱からパワコンまでのケーブル。
右側のアウトレットボックスは 自作太陽光発電(独立電源のページ)で使用。
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パワーコンディショナーはパナソニック製 (VBPC227A3) 2.7kwを購入し取り付け。
←写真の右がパワコン。パワコンの各PDFは下記。 施工説明書、
取扱説明書、仕様書、
図面、申請書
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←写真左が既存の分電盤。 漏電ブレーカの一次側に太陽光側のケーブルを接続。 右が逆接続可能型漏電ブレーカー。
パワコンと既存の分電盤の間に入れる。 ブレーカBOXは未来工業 ウオルボックス(ミルキーホワイト) パワコン関連機器の取り付けは三菱製パワコンの
据え付け工事説明書の12ページを参考にさせて頂いた。
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パワコンの接続。
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左2本が太陽光パネル接続箱からの配線、 その隣はアース、中央の赤、白、黒は分電盤、 逆接続可能型漏電ブレーカーからの配線、
右2本は自立運転時の外付けコンセント用 (コンセントは倉庫内に設置)
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スイッチで細かな設定が出来るようになっていたが、 何もいじらず運用を開始できた。
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系統連携の開始日に検査の方がこのjetのシールが あるかを確認していた。
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点検口からそれぞれのBOXにケーブルを通したかったが 梁があり天井と壁との間にスペースが取れなかった。その為
左の既存分電盤にケーブルを引き込みBOX上部を通した。 このパワコンはケーブルの接続箇所が右下の為パワコン
と壁との間に縦に木板を三本入れてパワコンを壁から 少し浮かし、ケーブルをパワコンのうしろを通し接続。
ケーブルは規定通り5.5spの二芯と三芯を使用。
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ケーブル引き込み用に天井用点検口を取り付けた。 分電盤のすぐ上の為、天井裏のケーブルに注意しながらカッターナイフで時間をかけ指定サイズに穴を開ける。
垂木は鋸で慎重にひく。今回は切り取った天井をうまく外せなかったので壁紙を綺麗に剥がし端材のOSBボードに壁紙用糊で貼り付けた。 (OSBボードよりコンパネの方が壁紙が凸凹せずにお勧め) 天井裏の補強も忘れずに!
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ご覧のように分電盤のすぐ上の天井なので ケーブルだらけ。
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ユニットバスの点検口から分電盤上の点検口までケーブルを通す。太めのメジャースケールの先に紐2本と うちわを取り付ける、うちわは丸めてアールを付け垂木を乗り越えられるように曲げて先を誘導しながらスケールを押し出してゆく。
その後、紐にケーブルを取り付け慎重に引っ張る。紐は今回1本だけ使い次回また何かでケーブルを通す時に使えるようにしておく。写真のオレンジ色の紐が次回用。メジャー近くの黒いケーブルが今回通した5.5sq二芯ケーブル。
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ユニットバスの点検口から外壁に向かってホルソーで穴を開ける、ユニットバスの上は内装の石膏ボードが張ってないので壁の厚みもなく穴をあけやすい。
外壁を止めている胴縁の位置を確認し、外壁側も確かめ穴を開ける。次回また何かケーブルを通す事も考慮し大き目のホルソー(65mm)で穴を開けた。
穴の隙間はエアコン用パテで埋める。黒いケーブルが太陽光パネル接続箱からの5.5sq二芯ケーブル。灰色のケーブルがパワコンの自立運転ケーブルvvf1.6二芯。
(倉庫内に自立運転用コンセントを取り付け。)
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ユニットバス外側の外壁にはエアコン用スリムダクトを 取り付けてケーブルを通す。
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スリムダクト内途中からフレキ管を通し地中を通り 倉庫内の接続箱まで配線する。
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上記点検口を開けた際に引込みケーブルの太さを確認し、同14sq三芯のケーブル1mをちはら台のスーパービバホームで購入。
(受電の契約アンペアが低い場合は引込み線が細い事もあるので引込み線も引き直さなければならない場合もあるが、今回は発電量も2.4kwなので14sqの引込み線をそのまま使えた。)
既存のメーター二次側と屋内引き込み線との間に売電メーターが取付けられるようにケーブルを延長し接続しておく。
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14sq用の直線突き合せ用スリーブはビバホームで購入、圧着工具はmonotaroで購入しケーブルを延長。
活線をメーターから外す必要があるので低圧用手袋を着用し作業する。
この延長した半透明の被服のケーブルは紫外線の影響で被服がボロボロになるので黒のビニールテープで一本ずつ全体をぐるぐるに巻く。又、何色のケーブルか分かるようにしておく。
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メーターBOXは既存のBOXと同メーカーの 河村電器 ワットメーターボックス MX131NKを 購入し取り付け。
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当初は売電の予定は無かったが東電に申請に行った際「逆潮流するなら逆潮流しないようなシステムにして下さい。」との事。
そう言われても分からんので結局売電メーター1万円弱を取り付ける事に...。系統連系の数日前に売電メーターを東電の関連会社の方が
取り付けに来た。売電価格は固定買取では無いので1kwあたり12円。発電が2.4kwなのでほぼ自己消費し、売電メーターはあまり回らないと思う。
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パナソニック製 接続箱vbssk4r(集中型)を取り付け。
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接続箱の直流ブレーカー。
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約37v5aの太陽光パネルを6枚直列で約222v、5Aを 2系統、それぞれの直流ブレーカーに接続。
パワコンVBPC227A3の直流電圧範囲は70v~380v。
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接続箱の配線図、逆流防止ダイオードが入っている。
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DIYでの余剰売電及び屋内配線作業には電気工事士の資格が必要です。 以前うちの元アルバイト君と一緒に第二種電気工事士試験
を受け、自分はDIYで活用し、彼は資格を活かした職に就きました。
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電力受給契約書
※ 平成27年2月以降、系統連系する場合はFITの登録済み
太陽光パネルでないと系統連系出来ないという話があるので太陽光パネル購入の際には要確認。
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当初は売電の予定では無かったが、東電に逆潮流の相談を電話で聞いたところ、
申請が必要であると分かり東電へ
必要書類と電気工事士の免許を持参し申請に出向いた。
(電気工事士であれば自宅などの電気工事の申請は登録業者でなくても可能、自社物件なども電気工事士の
社員が申請できるとの情報もある。電気工事を商売とし申請を行う場合は登録業者でなければ不可との事。)
「逆潮流するなら逆潮流しないようなシステムにして下さい。」との事で、売電メーターを取付けた方が簡単だった為、売電する事になった。
せっかく売電するのであれば、
固定買取制度(平成24年度時点1kwあたり42円)の申請をしてみたが、購入した太陽光パネルでは許可が下りず東電の電力買取1kwあたり12円の売電価格となった。
第二種電気工事士所持者で、太陽光パネルを自身で設置できるのであれば蓄電ではなく売電なら今回のように2.4kwのパネルと2.7kwのパワコン、その他もろもろ含め40万円程で設置出来る事が分かった。(2012年現在)
東電への申請で、この
必要書類の(1)電気使用申込書 (2)電力受給契約申込書 は東電の窓口にあるのでその場で記入した。(印鑑を持参する事)
その他漏電ブレーカーの仕様書をネットでダウンロードし、パワコンの必要書類はパナソニックの
申請書にすべてそろっているので必要事項を記入し持参する。
固定買取申請が通れば固定買取の認定通知書の写しも持参する。
売電料金の振込口座をメモし持参する。売電メーター取り付け費用9580円もその場で支払う。
パナソニックのその他のパワコン、また東電以外の電力会社への申請PDFは
こちら。
----- 売電について -----
太陽光パネルで発電した直流電力をパワコン(パワーコンディショナー)で交流に変換する、パワコンは電力会社から送られてくる電力よりも高い電圧を発生させ、電圧は水と同じで高いほうから低いほうへ流れるので、パワコンで出力された電力はまず家庭内の電気をまかない、余れば送電線へと流れて行き売電となる。(例えば、電力会社から101vで供給されているとしてパワコンは102、103v位を出力していると言った感じ)
大手国内メーカーのパワコンは停電などにより電力会社からの電力の供給が止まるとパワコンも安全装置が働き自動的に止るものが多い様だ。自立運転機能があるパワコンは1500wまでパワコン本体のコンセントなどから使えるが、家全体のコンセント等への電力供給はストップする。
これは電力会社の人が電線の復旧工事などを行う際に、思わぬ電力が家庭から流れて来ると危険だからでは無いかと考えることも出来る。
また、パワコンを系統連系せず独立電源用には使えないかと考えた事もあったが、難しい様に思える。
(200vをソーラー用インバーターなどでパワコンに印加し使えるのではないか、とも考えたがパワコンには中性線欠相の安全装置もあるし、正弦波インバーターも逆潮流で壊れる可能性もある。)
パワコンの自立運転機能を1500w正弦波インバーターの代わりにつかう使い方も考えられるが、当方の環境では、曇ったりするとすぐに使えなくなってしまう印象だった、やはり間にバッテリーが有るのと無いのとでは出力の安定性が違うと感じた。
Kさん設置のパワコン(5.5kw、4.4kw)の場合ではパネルの発電量も多い為1500wの自立運転機能もある程度安定して使う事が出来るようだ。
固定買取制度の適用を受けて売電するのであれば、中国製の太陽光パネルでもメンテナンス体制が整えてあると言う意味あいで、日本国内にメーカーの営業所が無いと固定買取制度の適用は受けられないようだ。)
また、パワコンは大手国内メーカーでjetの認証を受けているパワコンであれば特に問題なく固定買取制度の適用を受けられると思う。こちらも購入前に一応確認を。
安い無名の太陽光パネルを使う場合、当方同様電力会社が定めている買取価格での売電になる。
※ 平成27年2月以降、系統連系する場合は
FITの登録済み太陽光パネルでないと系統連系出来ないという話があるので太陽光パネル購入の際には要確認。